Diplazon laetatorius (Fabricius, 1781)

Diplazon laetatorius

Diplazon laetatorius

最近物好きにもホソヒラタアブの幼虫を飼育してみました。平地の川沿い@山形県で採集したヨモギにアブラムシと一緒に付いていたものです。蛹化した3匹のうち無事にホソヒラタアブ成虫が羽化したのは一匹のみ。もう一匹は羽化直後に容器内の結露に溺れてしまい、もう一匹は蜂に寄生されていました(9月中旬に羽化)。

蜂の写真は動画から切り出したものしかありません。後でゆっくり同定用の静止画写真を撮ろうと思っていたら、容器底の小さな空気穴(直径2mm)から知らぬ間に脱走してしまいました。未採寸です。寄主の蛹は他の正常個体より小さかったです。羽化殻の脱出口縁にははヒョロッとした削り屑のような物が付着していました。

(ヒラタアブヤドリヒメバチ亜科のDiplazon laetatorius (Fabricius, 1781)です。腹部のオレンジ色と後脚脛節の黒白黒オレンジという色彩パターンが特徴です。分布や寄主についてはhttp://cse.naro.affrc.go.jp/konishi/mokuroku/diplazon.htmlをご覧下さい。 by こにし様)

2009年 山形県/撮影者:しぐま様


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