Zatypota sp. Zatypota属の一種

Zatypota sp.

種不明その6。本日夕方、ビーティングネットをもって近所を散歩してきました。それほど期待していなかったのですが、ソヨゴから例のクモヒメバチが落ちてきました。葉についている状態も見たくて、周りを探したところ、以前写真で見せていただいた、まさにあの体勢で葉の裏についているメスが3頭見つかりました。うち2頭はソヨゴの葉裏から、1頭はシイの葉裏からで、葉の高さは大体150-200cmくらいでした。特に葉の重なっているところに隠れているわけでもなく、吹っさらしの枝の葉裏だったのが意外でした。1頭は継続観察のため、枝にマークしてそのまま置いてきました。2007年2月7日/撮影者:みつき様


Zatypota sp.

種不明その5。標本写真です.胸部・腹部の褐色の部分が淡くなったり,濃くなったりと,色彩には個体変異があります.年末松山でのビーティングでも,クモヒメバチに近いZaglyptusという属のヒメバチ(フクログモの産卵室の外から産卵管を突き刺して,親クモを殺し,卵を産み込む)の成虫が得られました.撮影者:みつき様


Zatypota sp.

種不明その4。産卵中の♀です。撮影者:みつき様


Zatypota sp.

Zatypota sp.

種不明その3。ヨソゴの葉裏で越冬しているハチを見つけました。体長は約7mmで、数cm離れてもう1匹同じハチが見られました。横から撮った写真も出しておきます。(Zatypota属のクモヒメバチです.sp.1と呼んでいるもので,文献で見た範囲では,該当する既知種はありません.三田でも有馬富士で採集しています.寄主はニホンヒメグモです.)2007年1月3日 兵庫県三田市/撮影者:ハンマー様


Zatypota sp.

種不明その2。同じ卵のうを撮影した別画像にも写っていました。撮影時はアブラコバチの死体かと思っていたものです。2006年6月25日 東京都練馬区/撮影者:きどばん様


Zatypota sp.

種不明その1。出嚢したての子グモに産卵している蜂(左上)がいるのを見つけました。右下の母グモはヒメグモ科のバラギヒメグモで体長約5ミリです。(バラギヒメグモの寄主記録はなく、未知の種の可能性もあります。体長は種内の変異は結構大きいです。albicoxaでも5mm程度の個体は見つかります。)2006年6月25日 東京都練馬区/撮影者:きどばん様


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