Category Archives: ケラトリバチ科/Larridae

Pison koreense (Radoszkowski, 1887) コウライクモカリバチ

Pison koreense

Pison koreense

Pison koreense

Pison koreense

神社から発見した小さな泥巣を解体すると、クモカリバチと思われる個体の死骸がありました。(脱出できなかった?)大きい方はヒメベッコウの類でしょうか。2009年12月 埼玉県川越市/撮影者:Bacon.L様


Pison koreense

Pison koreense

8月に何度か見かけていたのですが、今年は、6月に良く見かけ、初めて巣を見つけることができました。2009年6月下旬 神奈川県川崎市/撮影者:裏庭様


ケラトリバチ科の一種 Larridae gen. sp.

Larridae gen. sp.

Larridae gen. sp.

種不明その5。コオロギバチの一種。体長18ミリほどで、後肢には茶褐色の毛が生えています。2005年11月26日 佐賀県/撮影者:ヒゲおやじ様


Larridae gen. sp.

種不明その4。24~5年前に撮ったコオロギバチの一種です。獲物の前肢の根元をマッサージしています(かみほぐしている?)。自分ほどある獲物を抱えてすいーっと飛んでしまうので驚きました。撮影者:ヒゲおやじ様


Larridae gen. sp.

種不明その3。コオロギバチの仲間? 冬の雑木林で、土の中から出てきたハチです。2005年2月 茨城県/撮影者:バグリッチ様


Larridae gen. sp.

種不明その2。コオロギバチの一種。カラスノエンドウににたマメ科植物の葉をなめていました。2005年1月30日 撮影者:ヒゲおやじ様


Larridae gen. sp.

種不明その1。コオロギバチの仲間? 11月の中旬というのに、晴れ間が出ると活動していました。2004年11月 撮影者:ヒゲおやじ様


Trypoxylon sp. Trypoxylon属の一種

Trypoxylon sp.

種不明その4。物置小屋の板材に開いた直径2mmの小さな節穴に蜂が出入りしていました。2010年6月中旬 山形県/撮影者:しぐま様


Trypoxylon sp.

Trypoxylon sp.

種不明その3。近所の公園(広場のあるところです)でハチを捕りました1枚目は、ちいさなコガネグモ科と思われるクモを狩っていました。2枚目は、笹薮のスイーピングで得られました。2009年6月 埼玉県富士見市/撮影者:蘆様


Trypoxylon sp.

Trypoxylon sp.

種不明その2。メス。2008年7月採集 沖縄県沖永良部島/撮影者:Lobo様


Trypoxylon sp.

種不明その1。写真は終齢幼虫が繭を作っているところ。約25年前、兵庫県加古郡で、アクリル管のトラップで観察しました。撮影者:ヒゲおやじ様


Nitela yasumatsui Tsuneki, 1956 ヤスマツニテラバチ

Nitela yasumatsui

繭です。5ミリほどですので、中身の撮影はあきらめました。2006年6月25日 佐賀県兵庫町/撮影者:ヒゲおやじ様


Nitela yasumatsui

獲物をはっきり確認したかったのですが、すでに2育房巣の中には繭が有りました。あの営巣ペースでは無理もありませんが。はっきりチャタテムシと確認できれば、ヤスマツヒメアナバチの可能性が高いと思ったのですが。巣抗は、地面から運びこんだと思われる砂粒などを充填して閉塞しています。練ったような痕跡はなく、そのままくわえて運び込んだようです。地衣が混在しているので、すぐ近くの地面から運んだようです。2006年6月25日 佐賀県兵庫町/撮影者:ヒゲおやじ様


Nitela yasumatsui

ヤスマツヒメアナバチ? 獲物を狩ってからの帰巣は3分から5分間隔で、他の狩り蜂に比べ異常に早いことを考えると、獲物は群れで生息しているものと考えてよさそうです。2006年6月18日 佐賀県兵庫町/撮影者:ヒゲおやじ様


Nitela yasumatsui

ヤスマツヒメアナバチ? 餌はもしかして、チャタテムシかも知れませんね。 ハチの大きさとくらべても、1~2ミリ未満であることがわかります。2006年6月18日 佐賀県兵庫町/撮影者:ヒゲおやじ様


Nitela yasumatsui

ヤスマツヒメアナバチ? 古い神社で撮影しました。オオグシヒメアナバチと思って撮影しましたが、画像を確認すると、前翅の肘室が2個ありました。体長は5ミリ弱有り、少し大きいなとおもっていたら、別種のようです。建材の虫食い穴に営巣、おそらくキジラミの一種を運び込むところです。2006年6月18日 佐賀県兵庫町/撮影者:ヒゲおやじ様


Nitela ohgushii Tsuneki, 1956 オオグシニテラバチ

Nitela ohgushii

この蜂は入り口の詰め物の材質は問いませんでした。隔壁の材質はどうでしょう。何かわかりやすいものが写ってはいないかと探しましたら、ありました。先日投稿した際の写真に見られる、2つの繭の間の赤褐色の物体。やはり材質はかまわなかったようです。右の写真に写っている、同じ色の物体は、かれて積もったクスノキの花です。佐賀市兵庫町/撮影者:ヒゲおやじ様


Nitela ohgushii

個体数はかなり増していました。今回は巣穴をふさぐ個体に遭遇、撮影できましたが、今度の巣抗は木が腐った部分ではなかったので、中を見ることは出来ませんでした。巣の真近で巣材を採るようで、材質は問わないようです。かなり大きいものに挑戦する蜂。2006年7月2日 佐賀市兵庫町/撮影者:ヒゲおやじ様


Nitela ohgushii

ヤスマツヒメアナバチ似ていますが、体長は3ミリ、肘室は1個です。この日曜日も、見かけました。同じ環境に混在するようです。2005年5月 佐賀県兵庫町/撮影者:ヒゲおやじ様


Tachytes sinensis sinensis F. Smith, 1856 オオハヤバチ本土亜種

Tachytes sinensis sinensis

狩りの様子です。2006年8月1日 撮影者:あかまんま様


Tachytes sinensis sinensis

7月の下旬にヤブガラシの花に来ていた。2005年7月 神奈川県大和市/撮影者:あかまんま様


Tachytes etruscus sibiricus Gussakovskj, 1932 ニッポンハヤバチ本土亜種

Tachytes etruscus sibiricus

2005年 佐賀県/撮影者:ヒゲおやじ様


Tachytes latifrons Tsuneki, 1964 ヒロズハヤバチ

Tachytes latifrons

10mmを越えるくらいの、ハヤバチの巣を観察しました。

確認できた獲物は、小型の樹上性コオロギ(クサヒバリ・ウスグモスズ)とセスジササキリモドキでした。(ヒロズハヤバチでしょうか。文献によると、「ハヤバチ属は、バッタやキリギリスの仲間を狩る」とだけ書かれていて、あとは形状の特徴しか掲載されていませんでした。以前のひげおやじ様のご投稿では、獲物はバッタでした。獲物にあまりこだわりはないのかもしれませんね。 by 管理人) 2009年8月下旬・9月上旬 神奈川県横浜市/撮影者:裏庭様


Tachytes latifrons

Tachytes latifrons

先週待望のハヤバチの営巣を観察しました。 しかし、狙っていたオオハヤバチやアカアシハヤバチではなく、初めて見る種でした。 しかもバッタを狩っていました。 ヒロズハヤバチあたりかと思うのですがいかがでしょう。棚田を挟んだ道の脇の、わずかな地面に10数匹が営巣しているところを撮影しました。(付節が黒いことからヒメハヤバチかヒロズハヤバチであると考えられます。これらは触角第3節と頭頂における両眼間の距離の比で区別され、名前の通り、両眼間の距離が広い方が「ヒロズ(広頭)」となります。 by 管理人) 2008年7月26~27日 佐賀県佐賀市富士町市川/撮影者:ヒゲおやじ様


Tachytes latifrons

Tachytes latifrons

廃田を利用した湿性ビオトープで採集しました。腹面。2005年8月19日 山形県小国町/撮影者:pakenya様


Tachysphex nigricolor nigricolor (Dalla Torre, 1897) ヤマトヌカダカバチ本土亜種

Tachysphex nigricolor nigricolor

ショウリョウバッタの幼虫を狩ったところ。佐賀県/撮影者:ヒゲおやじ様


Tachysphex nigricolor nigricolor

育房は写真のように、かなりマージンがあるようです。佐賀県/撮影者:ヒゲおやじ様


Tachysphex nigricolor nigricolor

巣穴堀り(約25年前撮影)の写真。撮影者:ヒゲおやじ様


Liris subtessellatus subtessellatus (F. Smith, 1856) ナミコオロギバチ本土琉球亜種

Liris subtessellatus subtessellatus

メス。個体数はけっこういました。2008年7月採集 沖縄県沖永良部島/撮影者:Lobo様


Liris subtessellatus subtessellatus

佐賀市では昨年よりは蜂の活動が遅れているようで、ハムシドロバチの狩りなどはまだ始まっていませんでした。でもこの蜂のスポットとしては、あまりマークしていなかった場所で昨年秋に営巣を観察できたので、まだ早いかと思ってチェックして見ると、いきなり営巣を観察出来ました。

昨年は、狩りの瞬間を撮影できましたが、運搬、搬入の場面を観察することは出来ませんでした。シーズン開始早々目標の1つを達成しました。 石段脇の石垣の隙間の、堆積した土の既存抗に営巣していると思われます。この場所は南向きでかなり暖かく、どの環境でも4月下旬から営巣するのかは、疑問です。2008年4月下旬 佐賀市/撮影者:ヒゲおやじ様


Liris subtessellatus subtessellatus

お寺の広場のベンチで、多数日向ぼっこしていました。南方系なのかもしれません。2006年10月15日 佐賀県佐賀市/撮影者:ヒゲおやじ様


Liris subtessellatus subtessellatus

ナミは佐賀にはナミに生息しているようです。滑らかな胸部と、顕著な前伸腹節の横皴、翅の色も黄褐色で、大型の個体ほど色味は強いようです。18ミリもある個体はみたことがありません。せいぜい14ミリ強のものですが、獲物の運搬能力の高さは驚くばかりです。

・頭、胸部 ヒメ・・・肉眼でわかる小点刻が密布する。ナミ・・・極微細でつや消し状。

・前伸腹節 ヒメ・・・細かい網目状彫刻。ナミ・・・荒い横しわ。

・翅 ヒメ・・・黄色味はほとんど無い。ナミ・・・黄色味がある。

・大きさ(メス) ヒメ・・・7~12mm ナミ・・・12~18mm

撮影者:ヒゲおやじ様


Liris subtessellatus subtessellatus

日向ぼっこをするメスです。体長14ミリ強、腹部の銀白色の帯はヒメコオロギバチより顕著です。2005年12月 佐賀県/撮影者:ヒゲおやじ様


Liris subtessellatus subtessellatus

カメガシワの蜜腺で食事中。2005年夏 撮影者:ヒゲおやじ様


Liris subtessellatus subtessellatus

撮影者:さびきこり様