Batozonellus maculifrons (Smith, 1873) ナミモンクモバチ

Batozonellus maculifrons

みかん山で撮影しました。ナミモンクモバチ(ナミモンベッコウ)が、ナガコガネグモを狩る瞬間です。少し、距離があったので、何度刺したかは確認できませんでした。胸部の下の方を数回刺したようです。2~3分はこの体勢でいましたが、意外だったのはその直後の行動でした。当然、運んでいくだろうと思っていましたが、いきなり飛び去りました。以前、岩田先生の著書で、オオシロフが、蜘蛛を麻酔した後、飛び去って、少し経った後、戻ってくると書いておられた気がしたので、待っていると、確かに戻ってきましたが、再び飛び去り、狩った場所に放置したまま営巣場所を探し始めました。狩り場の茂みを、山道を挟んだ反対側のみかん畑で、巣の候補地を探しながら、何度が戻ってきて、4~50分してようやく巣場所を探している方向に運びはじめました。オオシロフやキオビの様に、オープンな裸地を探さず、枯れ草などの下を探しているようでした。10時半ぐらいに発見後、正午まで観察しましたが、営巣地を決めきらない様子でしたので、仕事に向かいました。2006年9月23日 佐賀県佐賀市/撮影者:ヒゲおやじ様


Batozonellus maculifrons

オス。撮影者:平群庵様


Batozonellus maculifrons

メス。2005年9月 撮影者:ハンマー様


Batozonellus maculifrons

オス。ヤブガラシに訪花。この属は、雌雄の色彩・斑紋が大きく異なっている。2005年5月 佐賀県/撮影者:ヒゲおやじ様


Batozonellus maculifrons

オス。2004年6月 佐賀県富士町/撮影者:ヒゲおやじ様


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