Monthly Archives: 2月 2012

Aphelopus sp. Aphelopus属の一種

(Aphelopus属のカマバチですが現状では種名はわかりません。水田や圃場で得られるようです。by mita様)/撮影・投稿者:takagi様(2012年5月投稿)


Aphelopus sp.

種不明その2。河川敷で採れたオスです。このAphelopus属は翅脈がずいぶん退化しています。 触角の動きは、なんとなく頭部が似ているヒゲナガクロバチ科にも共通するものがある気がします。触角も両方10節ですし…。2006年4月22日採集 神奈川県海老名市 /撮影者:みた様


Aphelopus sp.

種不明その1。最近、相模川の河川敷でカマのないカマバチが採れています。写真はメスですが、前脚末端は特別かわったつくりをしていません。触角の動きがセイボウにそっくりなので、野外でもギリギリ識別できます。2006年4月24日採集 神奈川県海老名市/撮影者:みた様


Nipponosega yamanei Kurzenko & Lelej, 1994 ナナフシバチ

Nipponosega yamanei Nipponosega yamanei

ナナフシバチが見つかったので、ナナフシモドキ卵と対面させてみました。

驚いたのは、ナナフシ卵を運ぶこと。前脚で抱えて、後ずさりするように運びます。そのまま垂直面も登ります。小型のベッコウバチが、獲物を運ぶような、スピードと動きです。

産卵は、ナナフシ卵に口で穴を空け、そこに産卵管を入れて行うようです。穴は、溶かして空けているような感じでした。2009年8月中下旬 神奈川県川崎市/裏庭様


Nipponosega yamanei

メス。こちらも、木造の構造物上を歩いていました。2006年9月上旬 神奈川県横浜市/撮影者:裏庭様


Nipponosega yamanei

メス。3mmほどの無翅のハチです。木造の構造物上を歩いていました。2006年9月下旬 東京都青梅市/撮影者:裏庭様


Cleptes satoi Tosawa, 1940 サトウセイボウモドキ

Cleptes satoi

アロマFitトラップで採集。2004年7月 栃木県日光市/撮影者:管理人


Stilbum cyanurum pacificum Linsenmaier, 1951 オオセイボウ本土亜種

ハーブや作物を育てている畑で撮影しました。2014年8月22日 千葉県千葉市/撮影・投稿者:17824635様


Stilbum cyanurum pacificum

Stilbum cyanurum pacificum

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メス。林道でキク科の花(ダンドボロギクおよびベニバナボロギク)を忙しなく訪れ蜜を吸っていました。それほど珍しい蜂ではないのでしょうけど、初めてだったので感激で手が震えました。

固く丸まった姿勢で死後硬直してしまい、こじ開けるのにてこずりました。ネット検索で調べた標本の軟化処理法とか試したのですが、結局力任せにピンセットでこじ開けました。アルマジロを思わせるこの堅固な防御姿勢は寄主との喧嘩に備えたものらしいですね。2010年9月中旬 山形県/撮影者:しぐま様


Stilbum cyanurum pacificum

多摩地区でサイクリングをしているとキツネノマゴの花にオオセイボウが来ているのを見つけました。僕はオオセイボウは刺さないと思い込んでいて、ネットを持参していなかったので素手でつかみました。すると、チクチクと刺されるような痛みを感じました。バッグの中からフイルムケースを取り出すまで2分間くらいかかったと思います。今日になって、その部分がかゆくなってきました。15か所くらい刺され、直径1ミリくらい赤く腫れています。(オオセイボウの産卵管は針状になっているので、刺されたのだと思います。毒はあるかどうかわかりませんが、ハチ毒の由来は、産卵管の付属腺で作られる物質です。ハバチの仲間は卵が通りやすくする潤滑油の役目をし、寄生蜂の仲間では、寄主の体が異物を取り除こうとする作用を押さえる役目をします。 赤く腫れているのは刺された外傷によるものだと思いますが、もしかすると分泌液が多少作用しているかもしれません。)2006年9月24日 東京都多摩地区/撮影者:高ちゃん様


Stilbum cyanurum pacificum

撮影者:mitue@熱海様


Stilbum cyanurum pacificum

自宅庭で採取しました。/撮影者:mitue@熱海様


Stilbum cyanurum pacificum

死骸を植木鉢の中で見つけました。2005年10月/撮影者:れもん様


Stilbum cyanurum pacificum

2005年9月 三重県上野森林公園/撮影者:yellow様


Stilbum cyanurum pacificum

スズバチの巣を窺っているところ。2004年11月/撮影者:熊さん様


Stilbum cyanurum pacificum

撮影者:しず様


Stilbum cyanurum pacificum

スズバチの巣の前で様子をうかがっているところ。撮影者:kuwachan様


Stilbum cyanurum pacificum

2004年8月/撮影者:ぽこぺん様


Omalus monticola Tsuneki, 1975 ミヤマツヤセイボウ

Omalus monticola

Omalus monticola

ヨシのような植物の葉に群がるアブラムシの群れの中にいて、甘露を吸っていたようでした。体長は4.5mm、画像は、全形、付節の爪(複数の歯)、前翅翅脈、腹端、中胸背の形状です。2004年7月18日採集 茨城県鹿嶋市/撮影者:さびきこり様


Pseudomalus djozanus hondonis (Tsuneki, 1977) ジョウザンツヤセイボウ本州亜種

Pseudomalus djozanus hondonis

体長7mm、全身ほぼ真緑(黄や赤は無し)、腹端にトゲ無し。2004年5月6日 長野県長野市/撮影者:sundog様


Chrysis shanghaiensis Smith, 1874 イラガセイボウ

Chrysis shanghaiensis

昨日、羽化したイラガセイボウです。写真のようにポリ袋に入れてます。そのままにしておいたら、自分が脱出したイラガの繭をかじっていました。イラガセイボウは、イラガの繭をかじって穴を開け、その中の前蛹に卵を産み付けるとあります。当然ながらこの個体はまだ交尾はしていませんが、産卵行動なのでしょうか。2006年7月22日 栃木県/撮影者:管理人


Chrysis shanghaiensis

栃木の実家の柿の木より回収しておいたイラガの繭から本日?知らない間に羽化しました。この時期の羽化はちょっと早すぎるかなと思ったのですが、「自然観察者の手記」を読むとそうでもなさそうですね。あまりに長い成虫生活にちょっと謎が残されていないかと思ったりします。2006年7月10日 栃木県/撮影者:さびきこり様


Chrysis fasciata daphne Smith, 1874 ムツバセイボウ

ハーブや作物を育てている畑で撮影しました。2014年9月28日 千葉県千葉市/撮影・投稿者:17824635様

(細部が見えないので断定はできませんが、色彩等からムツバセイボウだと思われます。by 管理人)


ムツバセイボウ(またはその仲間?)の動画を奉納します。/撮影・投稿者:しぐま様(2013年1月投稿)


アヅチグモを撮ったのですが、偶然綺麗な蜂が写っていて、ツイッターではホソヨツバセイボウではないかと意見が出たのですが、いかがでしょうか?(腹端の形状がわからないので断定はできませんが、ムツバセイボウではないかと思われます。ホソセイボウ(ホソヨツバセイボウ)は色彩が似ていますが、出現時期は4~5月上旬とされているので、ムツバセイボウの方が可能性が高いですね。by 管理人) 2012年8月12日 埼玉県武蔵嵐山 オオムラサキの森の近く/撮影者:混沌様


Chrysis fasciata daphne

材に営巣しているフタスジスズバチの巣を狙っているらしいセイボウを見つけました。2006年6月/撮影者:ハンマー様


Chrysis hirsta Gerstaecker, 1869 イワタセイボウ

Chrysis hirsta

2008年4月 奈良県大和郡山市/撮影者:みつき様


Chrysis japonica Cameron, 1887 ナミハセイボウ

Chrysis japonica

ハムシドロバチの群がるかやぶき屋根に、数は少ないのですが、写真のセイボウが巣穴に入っていくのを見かけました。2006年5月5日 撮影者:ハンマー様