Megachile subalbuta Yasumatsu, 1936 ヒメツツハキリバチ

Megachile subalbuta

この蜂だけは、独特な甲高い羽音を聞かせてくれます。2004年8月中旬 撮影者:みつき様


Megachile subalbuta

2006年9月 奈良県平群町/撮影者:平群庵様


Megachile subalbuta

昨年の秋、小さなハキリと出会いました。体長7mm、手持ちの図鑑にはありませんでした。(多分ヒメツツハキリバチだと思います。いずれにしても Eutricharaea らしいことは確かです。指摘された内地産の4種のうち、ニッポンは正体不明、コウベはオスの前脚が太くなっていますし触角の先端が広がっていて違います。(ヒメツツとキョウトは Eutricharaea でなく Paracella(だったかな?)という別の亜属だという説もあります)キョウトとヒメツツは紛らわしいですが(大きさも似ています、1ミリぐらいは個体差の範囲内です)キョウトはメスの顔の中央に小さいけれどはっきりした点刻のない部分がありますし、オスの第6腹背節(上から見える最終の節)の白い毛の下半分がはっきり三角形に切り取ったように無毛になっていることでヒメツツと区別が出来ます。写真でははっきりはしないですがどちらもキョウトの特徴を示しているように見えないのでヒメツツだろうと思う次第。)2006年9月 奈良県平群町/撮影者:平群庵様


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