Category Archives: ギングチバチ科/Crabronidae

Lestica alata (Panzer, 1797) ホッカイギングチ

北海道で採集したハチを同定していたところ、よくわからない個体がありました。2015年7月 北海道/撮影・投稿者:makir様

Ectemnius schlettereri japonicus Tsuneki, 1977 イワタギングチ本土奄美亜種

Ectemnius schlettereri japonicus Ectemnius schlettereri japonicus

Ectemnius schlettereri japonicus

オス。ソバの花に飛来したものを採集しました。2009年9月22日 栃木県岩船町/撮影者:さびきこり様


Lestica reiteri (Kohl, 1915) クラマギングチ

Lestica reiteri

蛾を狩るハチをみつけましたが、この写真を撮っただけで逃げられてしまいました。(手持ちの資料で確認しましたところ、斑紋の特徴からクラマギングチですね。クラマギングチは「朽ち木中に分岐坑道を作り、一つの支坑道に1~3室を連ねる複合巣を作る。捕らえる蛾はヤガ科、ハマキガ科、ヒトリガ科その他に属する小型種である。」と掲載されていました。 by 管理人) 2009年9月22日 兵庫県三田市/撮影者:ハンマー様


Lestica collaris (Matsumura, 1912) クビワギングチ

蛾を撮影しようとしていたところ、蜂がやってきて襲いかかったところです。体長約8.1mm。蛾の方はチビトビスジエダシャクっぽいです。2007年8月1日 東京都稲城市/撮影・投稿者:Hepota様

(背面からの画像では断定はできませんが、斑紋とガの成虫を狩るというところから、クビワギングチの可能性が高いと思われます。by 管理人)


Lestica collaris

オス。ハルジオンの花上にて。 2009年7月5日採集 さいたま市秋が瀬公園/撮影者:蘆様


Ectemnius sp. Ectemnius属の一種

種不明その2。山間部の道端で潅木の葉で身繕いしている可愛らしい蜂を撮りました。2013年9月上旬 山形県 未採集・未採寸/撮影・投稿者:しぐま様

http://sigma-nature-vlog.blogspot.jp/2013/11/blog-post_7862.html

(顔の毛が金色であることから、ナミギングチバチ属のなかでもClytochrysus亜属のメスと思われます。メスキン、クボズ、ヒラズギングチの3種いるのですが、画像からの判別は難しいですね。by 管理人)


Ectemnius sp.

種不明その1。オス。近所の公園(広場のあるところです)でハチを捕りました。ケヤキの枯れ木に集まっていました。2009年6月 埼玉県富士見市/撮影者:蘆様


Ectemnius cavifrons aurarius (Matsumura, 1912) クボズギングチ本土亜種

Ectemnius cavifrons aurarius

Ectemnius cavifrons aurarius

ギングチバチをとったのですが名前がわかりません。ペン画に彩色した画像なので必要な情報が描けているか不安なのですが、これでわかるでしょうか。頭盾の毛は金、大あごの先は3歯あり、内縁に突起はなくほとんど黄色です。頭盾も描いてみました。メスの頭盾の毛が金色ならClytochrysusだと考えていいのでしょうか?(ナミギングチバチ属で大顎の内縁に歯状突起がなく、メスの頭盾の毛が金色でしたらClytochrysus亜属になります。 by 管理人) 2011年9月4日採集 山梨県北杜市大泉町/撮影者:ハサミムシ様


Ectemnius cavifrons aurarius

Ectemnius cavifrons aurarius

近所の公園(広場のあるところです)でハチを捕りました。ケヤキの枯れ木に集まっていました。死んだ後腹端側の二本のラインが消えてしまいました。

(ヒラズギングチかクボズギングチのどちらかのメスだと思われます。メスの頭盾の毛が金色なのが特徴です(Ectemnius属のClytoghrysus亜属、このほかメスキンギングチも含む)。ヒラズかクボズかの区別は、

クボズ

頭盾中央の突出部の前縁は少し切れ込んで2歯状になる。

上額部は全体的にへこみ、点刻はやや疎で、点間が点と同じところがあり、光沢に富む。

ヒラズ

頭盾中央の突出部の前縁はやや狭く直線状である。

上額部は中央のみへこみ、点刻は密で、点間は点より狭く、光沢に乏しい。

by 管理人)

2009年6月 埼玉県富士見市/撮影者:蘆様


ギングチバチ科の一種 Crabronidae gen. sp.

Crabronidae gen. sp.

種不明その3。林道で撮影しました。体長は10mm弱位だったように記憶しています。2006年9月20日 長野県東筑摩郡波田町/撮影者:のすけ


Crabronidae gen. sp.

種不明その2。昨年五月、コンクリートの塀で巣穴を物色するハチを見つけて撮影したのですが、事情があってなかなかうまく観察できず、モタモタしているうちにあっという間に泥でフタをされてしまいました。7-8mmくらいです。2005年5月 東京都 写真は昨年撮った写真です。大腮や前脚脛節のレモンイエローが印象的なハチでした。撮影者:たかの様


Crabronidae gen. sp.

種不明その1。ギングチバチの一種。撮影者:m.oo様


Ectemnius iridifrons (Perez, 1905) シロスジギングチ

Ectemnius iridifrons

メス。資料では、オスは10~15mm、メスは13~18mmとあります。撮影者:バグリッチ様


Ectemnius iridifrons

オス。ガガンボギングチを採集した雑木林で採集しました。シロスジギングチやオオギングチは、中胸背の前方が横皺、後方が縦皺となっているのが特徴です。2006年6月3日 千葉県/撮影者:バグリッチ様


Crossocerus sp. Crossocerus属の一種

Crossocerus sp.

Crossocerus sp.

種不明その3。スケッチに彩色した画像なので必要な情報が描けているか不安ですが、これでわかるでしょうか。頭盾の毛は銀、大あごの先は2歯あり、内縁に突起はありません。(ヒメギングチの仲間は、種類が多い上に似ている種類が多いので、同定ポイントが細かい部分になっています。メスであれば腹端節(尾域)の形状や後脛節外面の短棘毛の有無、前伸腹節の心形域(溝でハート型になっている部分)の形状等々、種によって区別点が様々です。 by 管理人) 2011年9月4日採集 山梨県北杜市大泉町/撮影者:ハサミムシ様


Crossocerus sp.

種不明その2。自宅近くの公園のセイタカアワダチソウの花で撮影した小型のハチです。体長は約5mmで腹部には斑紋がなく、前脚がひれのように広がった特徴的な形をしています。2010年10月23日 東京都八王子市/撮影者:tosaka様


Crossocerus sp.

種不明その1。古い神社で撮影しました。ちょっとした石段の既存抗を探っているようでしたので、営巣場所を選らんでいるようでした。2006年6月11日 佐賀市兵庫町/撮影者:ヒゲおやじ様


Crossocerus amurensis (Kohl, 1892) アムールギングチ

Crossocerus amurensis

Crossocerus amurensis

大型のヒメギングチバチで、この個体は約12mm。幼虫の餌としてシリアゲムシを狩る唯一のギングチバチ。2005年6月12日採集 栃木県日光市/撮影者:管理人